力を抜くということ

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施術中にいつも意識していることなのですが、
ふとしたことで忘れがちなことがあります。

それは”力を抜くこと”。

力を入れなくてはいけないのに
力を抜くことがどうして大事かというと、

無駄な力が抜けて、
最も効果的に力を出せるからです。

私たちは手で揉むのではなく
からだ全身で揉む、ということが
もう体に沁みついているのですが、

それは”力を抜くこと”で
からだ全身と体重を無理なく使うことができ
自分の体の負担を減らすことができるからです。

だから一日中お客さまのお体を
施術することができるんですね。
力んでいいては、
すぐへばってしまいますからね。
また力んでいる人に
揉まれたくはありませんよね(笑)

 

そしてこの”力を抜く”というのは
普段の生活でも、
大いに活かすことができます。

人のからだってふしぎなもので、
”力を抜くこと”を意識した瞬間、
ふっとからだの力が抜けるんです。

ためしにやってみて、
よく自分のからだを観察してみて下さい。
多分なにかしら実感があるはずです。

 

力が抜けると、からだの緊張が解け、
考えごとも、整理しやすくなるように思います。

表情もすっとゆるみますし、
肩の力みがぬけ
背筋も自然とまっすぐになる気がます。

そしてなんといっても、
体が楽です。
きっと”芯の部分”がゆるむんでしょうね。

また雰囲気も変わります。
なんとなく”ほわん”としていて、
でもからだの軸がしっかりあるような
そんな感じでしょうか。

 

そんな力の抜けた自然体で
いつもいられたら
いいなぁと思います。
”緊張しているな”と思ったらすぐ
”力を抜け”
”力を抜け”
”力を抜け”と
3回自分に言い聞かせてみて下さい。

もちろん10回くらい
いってみてもいいですよ。

ぜひお試し下さい♪

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