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2026.09.02
#020 身土不二
身土不二(しんどふじ)
という言葉をご存じでしょうか?
人の身体と、
暮らす土地は切り離せない。
その土地の気候。
水。風。食べ物。
全部、身体と繋がっている
という考え方です。

昔の人は、それを
感覚で知ってたんでしょうね。
暑い土地では、
身体を冷ますものを食べる。
寒い土地では、
根菜や発酵で熱を蓄える。
湿気の多い時期は、
重だるくなるから巡りを意識する。
そうやって、
自然に合わせながら生きていた。
でも今はどこでも同じ環境に
近づけて生活しています。
年中エアコン。
季節関係なく同じ食事。
夜でも明るい。
便利にはなりましたが、
身体が〝今どこにいるのか〟
分からなくなっているんですよ。
梅雨前。
湿った風が窓から入ってきて、
なんとなく身体もだるい。
冷たい飲み物ばかり欲しくなる。
胃だけ変にちゃぷちゃぷして、
呼吸まで浅くなる。
同じ不調でも、
都会の疲れ方と、自然の多い場所
の疲れ方は少し違います。
その違いを受け取れるアンテナ
が育っていないと、それすら
感じ取れなくなってしまいます。
音。光。湿気。匂い。美味しい
身体は思ってる以上に
環境を食べてるんですよね。
旬のものを食べる。
少し外の風に当たる。
季節の匂いをちゃんと感じる。
それだけで、
呼吸が変わる日もあります。
最近の建物は密封度も高く
ラップを巻いているような
状態の中で過ごしているとか
昔の家屋のように
風を感じたり、温度を感じたり
変化を感じる住まいには
どうやら現代人の多くが住んで
いないようです。
人は自然から切り離されると、
知らない間に緊張していく。
だからと言って、引っ越しが
簡単にできるもんでもない。
だからこそ、
身体を整えるというのは、
その環境をよく観察し、受け入れ
その中でどう過ごすかを考える事。
そういうところから始まると
思います。
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