2026年2月9日
by 山川 聡
希望をもってもらうということ
この仕事をしていると
様々な状況にあるお客様が来店されます。
ただ疲れているから
という理由だけでなく
もう施しようがなく
来店される方もいらっしゃいます。
あるご病気や
怪我の状態がわるく
また進行していて
病院でももう処置がむずかしい
と判断され
ご本人もどうしたらいいか
わからない
そういう状況の方も
来店されることがあります。
私たちができることは
からだに溜まっている
疲れをほぐして
癒すこと。
お話しを聴くこと。
悩みをお聞きして
少しでも気持ちも
楽になってもらうこと。
そして
自分たちができる施術を
精一杯させて頂くこと。
せんなは治療院ではないので
治すということは基本できないのですが、
人の治癒力というのは凄くて
からだと心の疲れを癒して
心身ともに”解放”されると
治りが早くなる。
長年この仕事をしていると
そういう現象を目の当たりすることがあり、
そう思えてならないのです。
人は癒されることで
自ら治ろうとする力が
発動するように感じます。
だから私たちが
大切にしなくてはいけないのは
そういうお客様とあいたいするとき
希望をもってもらう
という姿勢・態度です。
施術でも
こうしてみてはどうか
ああしてみてはどうか
これとこれを組み合わせてみてはどうか
アドバイスでも
こんなストレッチはどうか
あの食事のとり方はどうか
こんなセルフケアはどうか
寄り添い
あきらめないこと。
言葉でいうのはたやすいです。
これを実際にするのは
とても力を必要とし大変です。
でもその対話の中で
希望が出てきたとき
人は元気を取り戻していきます。
その瞬間に立ち会えた時
なんだか心が震えるのです。
その経験は私たちにとっても
かけがえのないものになります。
セラピストとして
その気持ちは
持ち続けていきたいと
思っています。



