Re:balance　Story　#002

Re:balance　Story
#002

今回はﾘﾊﾞﾗﾝｽで行う施術内容を前後半に分けてご紹介しようと思います。
リバランスは「 聴く、診る、触る、緩める、整える、教える 」という
一連の流れで行っていく、ﾎﾞﾃﾞｨｹｱ＆ﾒﾝﾀﾙｹｱです。

言うなれば、総合的なヘルスケア整体です。

様々なケアの施術は存在しています。実際に数十種の施術方法を15年間かけて学び
それぞれの各専門施設、店舗で働き、実践にお客様や患者さんに触れてきたからこそ
施術方法それぞれの奥が深いことも重々わかっています。

だからこそ補えていない部分があることも見えてしまいました。
健康もﾘﾗｸｾﾞｰｼｮﾝも一つの分野だけ、一つの視野だけの技術や経験、知識だけでは…
成り立ちません。多角的な観点からみて、考え、繋げていかなければ

不完全といえます。

 

僕の「道(どう)」の、師曰く

「技術だけでは成り立たず、知識だけでは成り立たず、経験だけでは成り立たない。

　複雑で難解な内容のものを自分だけ理解したつもりで天狗にならず、
　一人一人に合わせた、わかりやすい言葉に置き換えて説明することができた時、

　これまでの知識や経験が、初めて自分の知恵や技に変わる。

　それまでは、何年たっても頭でっかちの下手くそ。」

何度聞いたかわからない古武道のお師匠の言葉があります。
こちらは古武道でのお話しですが、教員やｱﾄﾘｴ講師の時期も、その言葉は的を得ていました。

そのためお客様の為にも、自分がしっかり知識や技術を自分のものにする為にも、
一人一人のお客様に伝わる言葉選びでご説明をすることを常に心掛けています。

そして、お客様自身が、自分の身体について知り、興味をもって心身の癒しや、
健康に役立てて頂くこと。それが15年かけて作ったリバランスの神髄です。

 

では本編です(/・ω・)/

前半は聴く、診る、触るといった、施術に入る前段階の内容になります。

文字通り、お客様の心身の状態を探る為に行います。
主に、ご本人にお聞きする症状や病歴、表情や声色、動作や呼吸音、肌の色や爪の状態など
お体の情報を、お話しながら探らせて頂きます。

施術開始時にもベッドに寝た状態で、骨盤、脊柱、頭骨、仙骨などのゆがみ、
皮膚や筋膜のねじれなど、体のバランスを触診でも把握していきます。

 

この前半での工程が最も大事です。ここで、今日組み合わせる施術方法や手順などを考え、
それに沿って施術を行うことになります。体に合った手技でなくては意味がありません。

この聴く、診る、触るという事に時間を使うことが大事だと考えています。
より細かく、より深部に効果をだす為のお話しの時間は、根本ケアへの大事な足掛けとなります。

 

以前リバランスをご利用頂いたお客様で、過去のトラウマによる筋肉の硬直や神経痛、
血行不良や精神面でのふらつきなどがあったので、
了承の上で普段より長くお話を傾聴する日がありました。

会話の中で、ご自身の引っかかっている過去を見つけることができ、
施術に入る頃には身体のこわばりが抜け、楽になっていたなんてことも何度か。

以前から分かってはいましたが、どのような形でも精神面へのｱﾌﾟﾛｰﾁというのは
大きなカギであり意味を持っています。

お客様に寄り添うお話の聴き方、伝え方がとても大切だと思っています。
僕自身、心身においての体験が少なからずあるので、実体験をもとにしたお話も
出来ると思います。

 

ご本人の気づいていない
心や体の変化に気づくことができる
それも、ﾘﾊﾞﾗﾝｽの魅力のひとつだと思います。小野

 

＃003へ続く