2019年10月15日
by 山川 聡
”ぼくたちは習慣でできている”を読んで
”僕たちは習慣でできている”を読み終えました。
この本を手に取ったのは、
自分の習慣を変えたかったから。
継続すれば良い運動や勉強、早起きなど
何度もトライし挫折を繰り返してきました。
もう無理なんじゃない?とも何度も思った。
人は習慣の生き物だと思います。
日々ちょっとしたことの継続でそれに慣れると
細い糸がいくつも合わさって、大きな綱となるように
とても強いものになる。
目の前の誘惑(楽したい、逃れたい、まいいか)に
どうやって対処するか。そして自分にとって大事なことを
どうやって実行するか。
その方法論とアイデアが満載でした。
薄々感じていたことですが
やはり”ハードルを下げること”が効果的だと
痛感しました。
そうじは5分でいい。
腕立ても20回やれば十分。
ちょっとでもできたら
達成感と自己肯定感が生まれる。
逆に少しでもできなかったら、
罪悪感と自己否定感が生まれている。
それぞれ好循環と悪循環を生んでいく。
要は一歩をどれだけ軽くするか。
少しでも動けると、次の2歩がでる。
一度で大きな成果だそうとするのではなく、
継続することを重要とさせる。
そして記録をとる。
記録を見返すことでさらに自己肯定感が増して
意志力が持続していく。
著者のユーモアに富んだ引用とエピソードも楽しく
読み応えのある一冊でした。
自分にとって
緊急ではないけれど重要なことを
継続する力を身につけたい方。
直したいけれどやめられない習慣を
なんとか変えたいと思う方に
おすすめしたい本です。